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ビル・エヴァンスとサウサリート(Sausalito, CA)

Sausalito, CA (2)

休日の午後は、インターネットラジオからCDに切り替えて、専ら音楽鑑賞をしています。久しぶりに取り出したビル・エヴァンスのライブを聴いていて、何気なくCDの裏面を眺めていたら、Recorded July 7&9, 1964 Live at The Trident club, Sausalito, Californiaとクレジットされていました。


ラウンド・ミッドナイトラウンド・ミッドナイト
(2004/06/30)
ビル・エヴァンス・トリオ

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かれこれ20年も聴き続けているCDで、アメリカ西海岸で収録されたライブとは認識していましたが、サウサリートで録音されていたのですね。姉妹ブログで触れたように、今年夏にサンフランシスコ湾クルーズをした時に、美しいサウサリートの街を海から見たのですが(冒頭の写真はその時に撮影したものです)、ビル・エヴァンスがリラックスして演奏している様子が思い浮かびます。

The Tridentは、1898年のサウサリートのヨットクラブとして建造された建物を使っています。1960年代以前もジャズ・クラブとして使われていた歴史がそうです。WEBを見ると、サンフランシスコ湾を見渡す突堤にあり、本当にいい雰囲気ですね。

Sausalito, CA

僕はコアなジャズファンではないのですが、ビル・エヴァンスは良く聞きます。数年前に発売されたそれまで未発表音源の1968年にニューヨークのTop of the Gateで収録されたライブも気に入っています。ベースもドラムも異なるメンバーですが。


ライブ・アット・トップ・オブ・ザ・ゲイト (Live at Top of the Gate) [2CD] [日本語帯・解説付/輸入盤]ライブ・アット・トップ・オブ・ザ・ゲイト (Live at Top of the Gate) [2CD] [日本語帯・解説付/輸入盤]
(2012/05/20)
ビル・エヴァンス

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少し照明を落とし、ほのかに灯った愛機のアナログ・メーターの針の動きを見ていると、なんとも幸せな気分になってきます。

Accuphase E-550


トリオ’65にCDを替えます。このリラックスした感じの演奏メンバーはChuck Israels(b)とLarry Bunker(d)で、サウサリートのトライデントのライブと同じ布陣です。

いつかサンフランシスコを再訪する機会があれば、サウサリートを訪れてみたいですね。
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The Bankesters

昨年導入した愛機JBLから流れる音楽を聞いています。

Tradewinds RadioからAmericaのSister Golden Hair(邦題:金髪の髪の少女)、Anna KendrickのCups (When I'm Gone)、Van HellenのDreamsと新旧取り混ぜた好みの曲が次々に流れます。

Tradewinds Radio(約してT.W.R、貿易風ラジオ-惚れ惚れする名前です)のビットレートは、96kbpsですので、320kbpsとCDより高音質なLinn Radioに比較すると、ナローレンジな音ですが、逆にトロピカルFM曲を聞いている雰囲気が出て悪くありません。

DJもナレーションも無く、ひたすら音楽を流すInternet専門のラジオ局とは異なりT.W.RはFM局で、次の周波数に合わせるとカリブ海の島々でFMラジオから聞けるそうです。定期的にアナウンスされるカリブ海の天気予報と、US Newsが良いですね。

-British and U.S. Virgin Islands and Puerto Rico: 92.3 FM
-The Turks and Caicos: 104.5 FM
-Anguilla, St. Martin, Sint Maarten, and St. Barths: 105.1 FM

さて、Cupsといえば、イリノイ州のブルーグラス・ファミリーバンド、The Bankestersがカバーしているバージョンが気に入っています。そのへんの公園で撮影したような演奏と、ナッシュビルのパルテノン神殿での撮影と、とても素朴なプロモーションビデオです。



このBankestersも、インターネットラジオで発見したバンドです。1年程前に、Bluegrass Mixが流していたLooking Forward To Looking Backが耳に残り、このアルバムを早速注文したのでした。


Looking ForwardLooking Forward
(2013/06/20)
Bankesters

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昨年10月には、新しいアルバムを出してますます気に入っています。マンドリン弾きの天才少女シェラ・ハル(Sierra Hull)とか、クレアリンチバンドで活躍したJim Hurstとかがゲストとして参加しており、一段と演奏の質が上がっています。SierraHullはThe Cupsのビデオにも出演していますね。


Love Has WheelsLove Has Wheels
(2013/10/10)
Bankesters

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驚いたのは、最新のアルバムLove Has Wheelsの録音が素晴らしいことです。

前に紹介した、クレアリンチバンド(CLB)の
Dear Sisterと同じ、独立系のレーベルCompass Recordから出されているCDは、とても自然なサウンドで低音も伸びており、JBL伝統の15インチのウーハーがしっかりウッドベースの音を再生します。
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クレア・リンチ(Claire Lynch) - Highway

Newport Beach 2012

クレア・リンチのCDを何枚か買ってみました。
これは、2009年の作品Whatcha Gonna Doですが、アルバム2曲目のHIGHWAYがとても気に入りました。


Whatcha Gonna DoWhatcha Gonna Do
(2009/09/15)
Claire Lynch

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クレア・リンチが作る曲を聞いていると、目の前に情景が綺麗に浮かび上がるような気がします。HIGHWAYの歌詞は出だしから素敵です。「Carifornia coastlines with its never ending sunshine,,,」とくると燦々と太陽が降り注ぐ南カリフォルニアの長い海岸線のイメージを連想します。冒頭の写真は、Newport Beachで撮影したものですが、Claireがイメージしたのは、サンフランシスコとロスアンジェルスを結ぶ海岸線を走るCA HWY 1かもしれません。

「If you feel the need to slow down, we could seek out any small town here the church bells chime」という雰囲気から想い起こすのは、付近にミッションが点在するカーメル(Carmel-by-the-Sea)ですが、当時の写真は日本にあり手元にありません。

405 N Jan 2006

上は、ロスアンジェルスを走るI-405の写真で、Santa Monicaの表示が雰囲気を出していますね。これは2006年の年始に撮影したのですが、走っている車に時代を感じます。2代目のRange Rover 4.0SE。今見るとクラシカルな感じです。

HIGHWAYは失恋の傷心を癒すために、ハンドルを握り車を走らす歌なのでしょうが、明るい感じの曲です。
フィンガーピッキングの名手Jim Hurstのギター、美しい音色のフィドルを奏でるのはJason Thomas。二人とも今はCLB(Claire Lynch Band)を離れていますが。

Sun Set La Jolla

この写真は南カリフォルニアのLa Jolla(ラホヤ)で撮影した日没の光景です。一つの曲から色々なイメージを思い起こすのは、音楽鑑賞の楽しみです。
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クレア・リンチ(Claire Lynch) - Dear Sister

M-NA-11S1.jpg

以前に姉妹ブログで、ネットワーク・オーディオを導入したことを書きましたが、休日に一日中部屋に流れるインターネット・ラジオ局を聞きながら知らないアーティストを開拓する楽しみが増えました。

ある休日の昼下がり。うとうとしながらブルーグラス専門局Bluegrass Mixを聞いていると、まさに天使の声に相応しい歌声が聞こえてきました。アーティストと曲名をチェックしたら、Claire Lynch - Dear Sisterと表示されています。

初めて聞く名前です。可憐で甘い歌声に忽ち虜になってしまいました。


Dear SisterDear Sister
(2013/05/28)
Claire Lynch

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Dear Sisterの歌を聞いていると、主題が戦場からの手紙であることは判るのですが舞台はどこでしょうか。

同じような主題の歌ではベトナム戦争を題材にしたDixie ChicksのTravelin' Soldierが思い浮かびますが、クレア・リンチの歌からは「Stone River」とか「Union Boys」とかの言葉が出てきます。そうです。この切なく美しい歌の舞台は、南北戦争の激戦地だったのです。

ストーン・リバーの戦い(Battle of Stones River)は、テネシー州マーフリーズボロ(Murfreesboro)近郊で1862年12月31日から1863年1月2日におこなれ、両軍合わせて23,515名の死傷者、行方不明者を出した南北戦争の激戦でした。

歌詞の中でUnion Boys(北軍)が歌うのはHail Columbia。南軍が歌うLook Awayは 「I Wish I Was In Dixie」のことだと思いますが、1862年12月30日、両軍は僅か700ヤード(約640m)しか離れていない場所で野営をしていました。凍える陣地で歌の応酬をして、両軍の兵士が最後にHome, Sweet Home(日本では埴生の宿ですね)を合唱するのは史実の通りです。

少し調べると、クレア・リンチはソングライターでもあり、このDear Sisterは、Louisa Branscombとの共作だそうですが、Louisa Branscombのホームページを見ると更に興味が涌きます。

南北戦争に従軍したBranscomb家の4兄弟がアラバマにいる妹Lucinda Caroline Branscombに送った数多くの手紙を、1991年に子孫が発見しました。これは、Dear Sister: Civil War Letters to a Sister in Alabamaとして纏められ2002年に発行されるのですが、Louisa Branscombは、この史実を題材にクレア・リンチと共にブルーグラスの歌にしたのでした。

勿論、この歌の視点は、南軍-アメリカ連合国(Confederate States of America)です。

ところで、クレア・リンチは2013年に3回目のIBMA(International Bluegrass Music Association)のFemale Vocalist of the Yearを受賞しています。

ホームページに詳しいのですが、クレアリンチは、1954年生まれ。70年代から音楽活動をしている大ベテランなのですね。

手に入る彼女のCDを買ってじっくりと聞いてみたいと思います。
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アメリカ的なもの(音楽編)

Virginia Highway

東海岸を旅行中にフルサイズSUVのフォードEXPEDITIONを運転しながら撮影したスナップです。シボレーTAHOEと双璧をなすこの車は当然V8。トルクが沸き上がる5.4Lのエンジンで快適なクルージング中。 メリーランド州からワシントンDCを横目に通り過ぎ、ポトマック川を渡るとヴァージニア州に入ります。

Ford Expedition 2010 in Maryland

寝ている家族に少し気を使い、音量を下げて地元のFM局をサーチします。
さて、車内に流れてきた曲はなんでしょうか? なんといっても、ひたすら南に向かうハイウェイを運転するのに相応しい音楽は、コンテンポラリー・カントリーですね。

欧州車に乗っていた時代は、カントリーなんてあり得ない選択でした。

下の写真は2011年に経営が破綻したBordersですが(確かこれは2010年に撮影したニュージャージー州のモール内の店舗です)、最近は自然とCD売り場のカントリー・コーナーに足が向かいます。

Borders in NJ 2010

実は人生初めてのカントリー音楽のCDを買ったのは、LA近郊のCosta MesaのBordersでした。それも2002年12月ですから、僕のカントリー歴は僅か12年ほどです。

因みに最初に買ったカントリーCDは、Laura Cantrellでした。Bordersの手書きのお勧めメモが頼りでした。


When the Roses Bloom AgainWhen the Roses Bloom Again
(2002/09/24)
Laura Cantrell

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Laura Cantrellはナッシュビル生まれのニューヨーカー。知的な雰囲気のカントリー・シンガーで、商業的に成功しているようには思われませんが、なんといっても独自の路線を進んでいるのが良いです。2005年頃まで、毎週土曜日のニュージャージーのFM局のDJをしていて、当時Internetで聞いていました。彼女は、コロンビア大学を卒業し、The Bank of Americaで働いていた少し面白い経歴の持ち主です。定期的にCDをリリースしており、新作を発表したばかりです。


No Way There from HereNo Way There from Here
(2014/01/28)
Laura Cantrell

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まあ、Laura Cantrellの曲が、アメリカのカントリーFM局で流れているのを聞いたことは一度もありませんが。。
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