Villa Corniche

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Zermatt その2 - Schwarzee(シュヴァルゼー)雪のマリア礼拝堂

Schwarzee.jpg

Schwarzee (シュヴァルゼー)は、マッターホルンの登頂口です。ここから3,260m地点にあるヘルンリ ヒュッテまで2時間程のハイキング・コースがあるそうです。下の写真は、300mmの望遠レンズで2015年に改築されたヘルンリヒュッテを撮影したものですが、結構厳しそうな道でハイキングコースと言えるか微妙ですね。

Hörnlihütte

25年以上前に何回かツェルマットは訪れているのですが、いつもスキー板を担いでKlein Matterhornに直行していましたので、Schwarzeeのロープウェイの駅で途中下車をしたことがありませんでした。今回ツェルマットに旅行するにあたり、昔からの愛読書である新田次郎著の紀行文アルプスの谷アルプスの山を読み直したのですが、シュヴァルゼーのマリアの堂(原文通り)を訪れたくなりました。

maria zum schnee 2

冒頭の写真の右下の黒い湖のほとりにある小さな石屋根のKapelle Maria zum Schnee(雪のマリア礼拝堂)が、このマリアの堂のことです。今回、漸く念願が叶い訪れることができました。新田次郎の文書をそのまま引用すると「19歳の青年が山で死んだのを悲しんだその両親が建てたものである。壁に絵が描いてあった。登山服を着て、肩にザイルの束をかけた青年がひざまずいて、天使から花束を受け取ろうとしている絵であった」とありますが、新田次郎が訪れた1961年からこの礼拝堂は何回か改修がされているのでしょう。昔の礼拝堂の内部の写真を見ると祭壇のマリア像の上の壁に絵が描かれていますが、今は絵は壁には描かれておらず、同じモチーフの絵が礼拝堂の側面に掛かっていました。ところで、スイス観光局の案内では、18世紀にテオドール峠を超えて来た2名の地元の人が濃霧の中で遭難をしかけたところ救助され、九死に一生を得たことを記念にこの礼拝堂は寄進したと説明されています。

maria zum schnee 1916

上の写真は僕の写真と似たような構図で、100年前の1916年に撮影されたそうですが、標高1,620mツェルマットから2,552mの地点にあるシュヴァルゼーに登るのは、高速ロープウェイの12分乗るだけで到着する現代とは異なります。ちなみに新田次郎が訪れた1961年には、シュヴァルゼーがロープウェイの終着駅だったそうです。ところで雪のマリア礼拝堂からはマッターホルンは見えません。

マッターホルンに初登頂したエドワード・ウインパーは、1865年7月12日にこの礼拝堂に登山の荷物を置き、同日ツェルマットに宿泊し(かの有名なホテル・モンテローザですね)、そして翌日1865年の7月13日にシュヴァルゼー経由でヘルンリ尾根に向かったのでした。史実を紐解くと、この小さな礼拝堂にますます興味が湧いて来ます。

maria zum schnee

次もツェルマットの記事です。
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Happy New Year 2017


Marrakech sunrise

明けましておめでとうございます。

この写真は、つい数日前にモロッコのマラケシュで宿泊したホテルの庭から撮影した朝焼けです。iPhoneでの撮影なのですが、いい色に空が染まっていました。

GCC Royal Planes in RAK

上の写真はマラケシュ国際空港(RAK)の機内からのアトラス山脈をバックにしたスナップです。一見なんの変哲もないカタール航空のA340とA330が停まっているな、と思ったのですが、近づくとA330は窓の配置が通常とは異なることが分かります。レジ番号はA7-HJJでカタール王族専用のAmiri Flightの機体でした。A340は尾翼の塗装が通常と違うのが目立ちますが、こちらもレジ番号が、A7-HHHです。

A7-HJJ at RAK

2016年は、過去数年と打って変わり全く飛行機に乗らない年でした。2016年の年間搭乗回数は合計で僅か18回でした。ということで急速に飛行機の写真を撮影する機会が減っているのですが、偶に珍しい機体を見ると沸々と興味が湧いてきます。

2017年も不定期ながら帆船と帆船模型以外について書き連ねていきたいと思います。
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