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GLS450 4MATIC(北米仕様) その2

GLS450 Sport mode

前の記事でGLS450のモッタリとした乗り心地について書きましたが、試しにスポーツモードにしてみると、全く違う車のようになりました。ノーマルモードだとアメ車のように柔らかくロールするサスペンションが、カチッとしたフィーリングになり、ギヤチェンジのまどろっこしさも無くなります。車高も多少下がるような気がしました。コントローラーを回すと、ディスプレイとダッシュボードにSportと表示されモードの切り替えが完了したことが判ります。

GLS450 Console S mode

北カリフォルニアのワインディングロードではSportモードは必須です。大きい車体と重量を感じない程にキビキビと走り出しますが、突然燃費が悪化するのと引き換えの快感です。ブレーキの効きは特に良いとは思いませんでしたが、後日アメ車のFull Size 4WDと比較したところ、ハンドリングも、ブレーキもGLS450の方が全然優れていることを改めて実感しました。流石にメルセデスは侮れません。

GLS450 Drivers seat

ドライバーシートはこんな感じです。ベースクラスのためかあまり高級感はありませんが、天井はグラスルーフで開放感も抜群でした。ところでセンターコンソールにはタッチパッドも装着され操作性はかなり良いです。GLS(X166)は、2012年に登場した2代目のGLのマイナーチェンジ版でモデル最終期ですので、つい先日発表された最新のデジタルコクピットを装着する新型GLSに比較するとオーソドックスな印象ですが。

GLS450 Driver seat

この車はエアーサスペンションを装備しています。エアーサスと聞くと反射的に以前保有していたレンジローバー4.6 HSE(P38A)で苦労したことを思い起こしますが、メルセデスはどうなのでしょうか。下の写真は、Sportsモードの車高と、Highモードの車高を比較した写真です。同じ場所での撮影ではないのですが、Highにすると感覚的に10cm程度車高が上がるような感じでした。

GLS450 Sports Mode

GLS450 high position

今回は サンフランシスコ周辺だけの滞在でしたので、19日間で613マイル(981km)しか運転しませんでした。全く運転しない日もありましたので給油は計3回。合計46.3ガロン(175L)を消費しましたので、燃費は5.6km/Lでした。このサイズのSUVで、殆ど街乗りで高速は殆ど使わず、頻繁にワインディングロードをSportsモードで走っていたことを考えると燃費は決して悪くありません。燃費がこの半分以下であった25年前の2.8L V6のマゼラーティのBiturboとは大違いです。

メルセデスベンツGLS450。自分の車として購入する候補にはなり得ませんが、レンタカーとして借りるのであれば巨大なサイズにも拘わらず快適で実用的な車でした。
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GLS450 4MATIC(北米仕様) その1

GLS450 with USS hornet

今年5月に渡米した際のレンタカーはメルセデスGLS450 4MATICでした。冒頭の写真は、USSホーネットの前で撮影しました。

今回レンジローバー・ヴェラールを予約してかなり楽しみにしていたのですが、SIXTのカウンターで言い渡されたのは在庫無し宣告。気落ちしていたところオファーされたのが、GLSへの無償アップグレードでした。GLCからのアップグレードであれば喜んでいたかもしれませんが、少し複雑な気持ちでキーを受け取りました。

GLS450 at the local airport parking

GLSは、全長5,130mm、全幅1,940mm(ミラーありで2,141mm)、全高1,850mm、ホイールベースが3,075mmとかなり大柄です。アメリカでも狭い駐車場で少し取り回しに苦労するほどのサイズです。普段乗っているシボレーTahoeが全長5,180mm、全幅2,044mm(ミラー無し)、全高1,889mm、ホイールベースが2,950mmですので、ほとんど同じです。まあ、つい4月に発表された新型のGLSは、全長5207mm、3135mmのホイールベースとのことですので、もっと大型化していますが。

ところがエンジンはなんと僅か3.0LのBiturbo。何か昔乗っていたMaserati Biturboを思い出しますが、内容は全く非なるもので2.4トンの巨体を走らせるのに十分な362馬力を発生し、0-100kmを6.6秒で駆け抜けます。GLS450という名前から、4.5LのV8を想像していましたが、SクラスのSUVでもダウンサイズなのですね。V6らしくコンパクトなエンジンです。Tahoeは、5.3LのV8で355馬力ですが、コンセプトが全く異なります。

GLS450 Engine

ところが実際に走り始めると、かなり違和感を感じました。標準設定のコンフォートは、まるでアメ車の如くふわふわのサスペンションでモッタリとした乗り心地です。昨年借りたメルセデスGLC300に比較すると俊敏さがまるで感じられず、メルセデスとはいえ、米国で生産されているアメ車の印象でした。GLC300は現時点でブレーメンで生産されているそうですし。
GLS450 at USS Hornet 1

装着されていたタイヤもこのクラスに似合わない275/55/19です。乗り心地重視かもしれませんが、Tahoe LTZが285/45/22で22インチですので、19インチの55が妙に締まらないドーナツタイヤに見えてしまうのかもしれませんが。

このように初期印象は?でしたが、3週間程乗っていると慣れてくるものです。特に優秀なのは巨大なトランクルーム。長い旅行で4人分の荷物が難なく収まります。電動の3列目のシートを畳むとトランクの奥に手が届かない程の奥行きがあります。それにボディ剛性が良いのか、運転していて一切のミシミシ音はありませんし、流石にSクラスのSUVの品質です。

GLS450 Trunk Room

今回借りた車は内装がブラウンレザーでした。最近の自分の車も似た色を選んでいるので好ましく思いました。あまり高級感がある感じではありませんでしたが、レンタカーなのでベース・グレードなのでしょう。

GLS450 rear seat

GLS450の記事は次に続けます。
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