
上の写真は2003年のクリスマスにモルディブで撮影したDHC-300です。Maldivian Air Taxiの鮮やかなオレンジ色の機体です。
識別番号は、8Q-MAHで、1973年に初飛行、最初のDelivery先は、スウェーデンのCrownairでした。
このWEB PAGEを見ると当時の姿が判ります。当時の識別番号はSE-GEBです。フロートが付いた水上飛行機ではなく、通常の車輪が装着されています。その後、この飛行機は、カナダのカルガリーに渡り、1997年にモルディブにやってきました。下の写真は、識別番号8Q-MABで1969年製のDHC-300です。

ところで、Maldivian Air Taxiは、1993年にデンマーク人のLars Erik Nielsenにより創立されて順調に事業を拡大していたそうですが、つい昨年、2013年2月に、1989年に創業されたTrans Maldivian Airways (TMA)と経営統合をして、世界最大の投資会社
ブラックストーンの傘下に入ったそうです。なんとなく、のんびりとしたリゾートの雰囲気から現実のビジネス世界に引き戻されるような話ですが。
s.jpg)
リゾートに離着水するDHC-300の写真を何枚か掲載します。ジェット機であれば、全く雰囲気もなく騒音だけなのですが、One Island One Resortのモルディブの島では、一日に何度か来訪する小さな水上飛行機を見るのも楽しみです。
s.jpg)
s.jpg)
しかし、飛行機を撮影するのは動く被写体であることもあり、なかなか難しいですね。特にシャッタースピードを上げてしまうと、プロペラが止まっているように写るので臨場感がなくなってしまいます。適正なシャッタースピードの研究をする必要がありそうです。

夜7時過ぎ、すっかり日が落ちた頃に、Twin Otterがリゾートに着水してきました。上の写真のシャッタースピードは1/50なので、プロペラが廻っているのが判りますが、ズームで拡大したのを更に切り取り加工しているので荒い画像です。
ところで、この水上飛行機は夜間は飛行しません。上の飛行機はどうするのかと思ったら、リゾートに停泊(?)して翌日の朝一番に出発していきました。
Comment