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バーレーン国際空港

Gulf Avation DC3

先日訪れたバーレーン国際空港のラウンジの奥に何枚かのモノクロームの写真が掛かっていることに気が付きました。上記の写真は、駐機の角度からDC-3でしょう。Gulf Aviationの当時のフリートリストには、DC-3の派生機であるC-47 Dakotaを5機保有していたと記載されておりますので、英国空軍から払い下げられたC-47を民生用に改造したのかもしれません。

Gulf Aviation Companyは、英国空軍(RAF, Royal Air Force)の元パイロットFreddie Bosworthが1949年に創設した会社です。バーレーンは1880年から1971年の独立まで英国領でしたので、下のShort SC-7 Skyvanも英国機であることを示す登録番号Gで始まっています。

G-AVJO.jpg

僕はバーレーン国際空港は時折トランジェットに使うだけで、Emiratesの本拠であるドバイ国際空港とか、最近開港したドーハのハマッド国際空港とかの最先端の飛行場に比べるとあまりにもお粗末なのですが、面白い飛行機に出会える確率は高く結構気に入っています。

姉妹ブログで書いたグラマンC−2を見たのも、この空港ですし。

さて、Gulf Aviationは、創業者のFreddie Bosworthの逝去に伴い、1951年にBOAC(British Overseas Airways Corporation)の傘下に入ります。そして、独立後の1974年にバーレーン、アラブ首長国連邦、オマーン、カタールが均等に出資して、Gulf Aviationを引き継ぎ、Gulf Airを設立。1980年代に掛けて、名実とも湾岸のナショナル・フラッグだったのでした。1985年にドバイのEmirates航空、1993年にオマーン航空とカタール航空が相次いで創業、2003年にはアブダビのEtihadが設立し、Gulf Airは現在A330, A321それにA320のフリートだけの目立たぬ航空会社になってしまっています。ラウンジの奥に掛かっている全盛期の80年代に撮影されたと思われるB747の写真が少し痛々しい感じです。

B747-200 Gulf Air

バーレーンは、 1973年の第一次中東戦争以降、中東の金融センターの役割を担ってきたのですが、現在はアラブ首長国連邦とカタールに追い越され、経済の地盤沈下が甚だしく、Gulf Airの元気のなさが象徴しています。

Gulf Airをあまり世界のハブ空港で見かけることはないでしょうが、機体のカラーリングは金色を基調としていてド派手です。

Bahrain Airport A320

空港が小さく、一部Boarding Bridgeはあるのですが、かなりの頻度でバスで移動し、タラップを上がるケースがあるので、実は撮影には適している空港です。最近空港であまり外の空気に触れることはありませんよね。

Gulf Air A320-214

順次バーレーン空港で見かけた飛行機を書いてみます。
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